レゴブロックの基本特許は1988年に満了しました。以降、多くのメーカーが互換性のあるブロックを販売しています。それでもレゴが圧倒的な市場シェアを維持している理由を知財の観点から解説します。
レゴブロックの特許の歴史
レゴの「スタッドアンドチューブ」結合システムは1958年にデンマークで特許取得されました。基本特許:DK119113(Google Patents)。この特許が世界各国で満了したのが1988年です。
特許切れ後の商標戦略と限界
欧州司法裁判所は2010年、「レゴブロックの基本形状は機能的であり、商標で保護することはできない」と判示しました。機能的な形状は特定のメーカーが独占できないという原則が確認されたのです。
特許以外の競争優位
レゴが30年以上特許なしで市場をリードし続けている理由は、品質の信頼性(製造精度が業界最高水準)、ブランドへの愛着、そしてスターウォーズ・マーベルなどのライセンスコンテンツです。互換品にはライセンスキャラクターは使えません。わたしがレゴの事例で学べると思うのは「特許は時間を買う手段であり、その時間の使い方が特許切れ後の運命を決める」という点です。
出典
本記事は公開情報をもとにした調査・解説であり、法的アドバイスではありません。


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