欧州

コラム

「色」を商標登録する——ルクルーゼのオレンジと色彩商標が成立する条件

特定の色を商標として登録し、競合他社の使用を排除することは可能か——この問いに対して米国連邦最高裁が肯定的な回答を与えたのは1995年のことである。それ以来、ティファニーブルー、UPSブラウン、クリスチャン・ルブタンの赤いソール、そしてル・...
知財ニュース

有田焼の産地ブランドを守る仕組み——400年の歴史と知財保護の現在地

佐賀県有田町を中心に生産される磁器・有田焼は、1616年の開窯から400年以上にわたり日本を代表する伝統工芸品として世界に輸出されてきた。しかしその長い歴史と高いブランド価値にもかかわらず、「有田焼」の名称を法的に保護する仕組みは、欧州のシ...
企業分析

フェラーリ・ポルシェ・ジープ——クルマの「形」が商標になる条件と各社の権利化戦略

自動車メーカーが「形」そのものを知的財産として保護する時代が来ている。フェラーリのフロントグリル、ポルシェ911のシルエット、ジープの7スロットグリル——これらはいずれも、意匠権や立体商標として複層的に権利化されている。クルマの「外観」が商...
知財ニュース

EPO 2026年版審査ガイドライン施行——PACE「検索加速」廃止と2文書統合が出願戦略に与える影響

欧州特許庁(EPO)は2026年4月1日付で新しい審査ガイドライン(2026年版)を施行した。今回の改訂で最も実務的な影響が大きいのは、PACE(Programme for Accelerated Prosecution of Europe...